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緊張感を味方に!生産性と集中力を上げる脳科学的テクニック道後太郎2018-03-09 12:29:46



仕事や勉強に取り組むとき、いつだって最高のパフォーマンスを保ちたい、と誰もが思うもの。しかし、実際は良い状態を保つのは難しく、ぼーっとしてしまったり、忙しさのあまり頭が真っ白で気付いたら何十分も経過……なんて経験ありませんか?
今回は、自ら仕事や勉強のパフォーマンスを向上させる方法について考えます。




■ 良いパフォーマンスが発揮できるのは





私たちが最も良いパフォーマンスを保てるのは、どのような状況の時でしょうか。それは、「程よい緊張感があるとき」です。脳は長時間過度の緊張状態におかれると、オーバーワークで働きが鈍くなってしまいます。

ストレスレベルが高くなるほど鈍くなり、さらに高くなると脳は寝ているのと同じ状態になってしまうのです。この状態が続くと、知らず知らずのうちに脳の処理能力が低下して、いらいらしたり頭が真っ白になったりと脳が混乱してしまいます。

かといってあまりにリラックスした状態、たとえば自宅で全く人目もなく着替えもせずにテレビをつけながら、など脳への負荷がまったく無い状態も、脳が良いパフォーマンスを生み出しません。
程よい緊張感がパフォーマンスをあげてくれるのです。これを『ヤーキーズ=ドットソンの法則』といいます。



■ フロー状態に近づける





この程よい緊張感を脳科学者の茂木健一郎氏は「フロー状態」と呼びました。

フロー状態とは、最高に集中している状態。
集中力を極限まで高めるとリラックスした状態になり最大限の自分の力を発揮できると言われている。
(引用元:フロー状態とは 前頭葉を鍛える方法 ドーパミンを出す方法 脳科学者 茂木健一郎)


茂木氏曰く、集中力を極限まで高めると逆にリラックスした状態になるそう。スピードスケートで金メダルを取った清水宏保選手は、世界新記録を出した時には全力疾走というより、むしろリラックして流している感覚だったそうで、トップアスリートが大記録を出した時には同じような声がたくさん聞かれます。

「極度の集中力がリラックスを生む」という境地まで至るのはなかなか難しいですが、このレベルまで行けたらまさに世界記録的な最高の結果が出せるのでしょう。

このレベルに到達するのはなかなか難しいので、まずはゆったりしすぎて緊張感の無い状態のときは、まず何でも良いのでタスクに手をつけましょう。やっているうちに自然と手が進んでくるはず。このように、「やる気はないけど、とりあえずやってみたら気付いたら集中していた」という状況を作業興奮と言います。
あるいは、逆に、やることが多すぎてそれに追われているときは、片付けやすいものから手をつけていきます。そうすることで気持ちも落ち着き、余裕を持ってメインタスクに移行できるはずです。

脳の緊張とリラックス、あるいはやる気の無さをうまく利用して、集中に移行させていきましょう。




■ ポモドーロ・テクニックとは?





自分の集中状態を把握するのは難しいですが、効率的にフロー状態をコントロールする方法が「ポモドーロテクニック」です。これは短時間の作業と休憩をセットにして繰り返し、短期集中で仕事をこなすものです。イタリアで発案されたメソッドで、タスクを25分単位でわけ、間に5分ほどの休憩を挟みます。

これは「人間の集中力は25分程度が限界」という考えからです。

これをワンセットとして「25分の作業→5分の休憩」を繰り返し、短時間に集中することで高いパフォーマンスをキープすることができます。4セットくらい繰り返したら、少し長く15~30分くらいの休憩をとってリフレッシュしてください。タイマーを使って管理するだけなので今すぐ実践することが出来ます。






いかがでしょうか。集中力は、取りかかっている内容や環境、性格などにもより様々な違いがあります。
しかし「集中力を呼び起こす方法」は色々とあるのです。ぜひ取り入れて生産性アップを狙ってくださいね。


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