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シロクマ効果から学ぶ、ポジティブ思考の罠キオ2019-01-15 12:20:21


受験や大会など大事な場面では、

・失敗する姿は想像するな
・成功した姿だけをイメージしろ
・合格する事だけ考えなさい

とよく言われましたよね。

このようなポジティブ思考をつくる考え方は、プラスの効果が得られると多くの研究結果出ています。

ただ、中にはそのポジティブ思考をつくる考えを否定する声もあります。

なぜ、ポジティブ思考を否定する声があるのでしょうか?

今回はそのポジティブ思考に潜む罠についてご紹介していきます。



■シロクマ効果と心理学

アメリカのウェグナーという心理学者が、1987年に「シロクマ実験」なる実験を行いました。

シロクマの映像を3グループに見せた後、3グループ各々に次のようなおねがいをしました。

グループA:シロクマのことを覚えておいてください。
グループB:シロクマのことを考えても考えなくてもいいです。
グループC:シロクマのことだけは絶対に考えないで下さい。

期間をおいて映像のことを聞くと、映像を鮮明に覚えていたのはグループCの人たちでした。

考えないでおこうという意識が、逆に考えさせる状態を維持させてしまっているのです。

別の言い方をすれば、『現実から目を逸らそうとすればするほど、否定的な感情はより強く脳は認識してしまう』という事です。

つまり、嫌な事があった時「楽しいことをイメージして、早く忘れよう」と思えば思うほど、印象が強くなり逆効果になってしまうことがあります。

一例として、ダイエット中「食べてはいけない」と思えば思うほど、食べたくなってしまうこともシロクマ効果になります。


■ポジティブ思考からなる失敗

人間の脳はとても賢い反面、現実と理想の区別が出来ないという間抜けさも兼ね備えています。

この事は、目標を立てたり、計画通りに準備や行動をしようとする際に弊害をもたらします。

この心理現象について、カリフォルニア大学の研究で、実験が行われました。

まず2つのグループに分けます。

・中間テストでいい点数を取った姿をイメージさせるグループ
・今まで通り過ごしてもらうグループ

その結果「いい点数を取ったイメージをさせたグループ」は、次第に勉強をしなくなり、テストの結果も悪くなる傾向が明らかになりました。

他にもペンシルベニア大学の研究では、ダイエットプログラムを受けている人を対象に実験を行いました。

こちらも二つのグループに分けます。

・ 「目の前の食事を我慢してダイエットに取り組むことができる」とポジティブな思考を持ったグループ
・ 「他の人の分まで食べてしまうほど自制心がない」とネガティブな思考を持ったグループ

それぞれ1年後に調査したところ、ネガティブな思考を持っていたグループは、ポジティブ思考のグループに比べて平均11.8キロも痩せていました。

この二つの実験から分かるように、時にポジティブ思考は目標達成に対し、むしろ弊害を出しているのです。

心理学者ガブリエル・エッティンゲンによると、ポジティブ思考は以下のような失敗ルートを辿るそうです。

1. ポジティブに考える
2. 現実と想像の区別がつかないため、脳は「目標をやり遂げた」と勘違いをする
3. 行動を起こす前にモチベーションが下がっていく。
4. 現実でのトラブルや逆行を乗り越えようとする行動力も低下する
5. 計画通りに物事が進まず、目標の実現に失敗に終わる。

ポジティブな思い込みが、準備や計画を崩す大きな要因となることもあります。
 

■疑問型セルフトークで対策

ポジティブ思考も、ネガティブ思考も時には弊害を出してしまう。

では、どうやって自分に語りかければいいのでしょうか?

ここでよく活用されるのが「疑問型セルフトーク」です。

名前の通り、自分に疑問を問いかける方法です。

一例として、「自分は出来る!」というポジティブ思考を疑問型セルフトークへ変えてみましょう。

1. 「自分は出来る」を「自分は本当に出来るのか?」に変換
  →脳が現実的に考えはじめる

2. 更に「なぜ自分はこれをしたいのか?」に変換
  →やる理由や自分の価値観に沿っているか考える、モチベーションを深める

3. 更に「どのように自分はこれをするのか?」に変換
  →具体的な実践方法や戦術を考える

4. 更に「いつ自分はこれをするのか?」に変換
  →期限を明確にすることで締め切りを考える

5. 最後に「もっとうまくやるには?」に変換
  →挫折したときの対応、手助けとなる

この方法で脳を現実的なモードに変え、質問で目標や道筋を明確にすることによって、どんどん脳が自動で解決策を考えるようになります。

注意として、否定的な疑問を使わないようにしましょう。

「できないんじゃないか?」「無理じゃないか?」

などの問いかけは逆効果になるため、実現に向けた可能性を含めた疑問文で自分に問いかけることが大切です。



今回はポジティブ思考が失敗に繋がるという観点で話しましたが、ポジティブ思考の全てを否定するわけではありません。もちろんネガティブ思考も同様です。

時にポジティブ、時にネガティブとうまく切り替えバランスを保つことが大切です。
 

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